【ヨット】ノーザンライツ【セーリング】 オペレーションえび祭り 2012 忍者ブログ
セーリングチーム『ノーザンライツ』の公式ブログです。ノーザン一味が小樽の海で繰り広げるヨットにまつわる出来事をお届けします。 ※水路業務法第24条による表記:下記画像は海上保安庁情報部製作W28の一部を使用しています。
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57b10fe4.jpeg ky川さんから先週末行われた増毛クルージングの様子が寄せられましたので転載します。気温が低かったもののエピソードが満載なクルージングだったようで、私も遠方へ出かけていたにも関わらずメーリングリストにてバーチャル参加させていただきました。

ーーーーー以下転載ーーーーーーーー
  

増毛遠征記
26日0800三々五々キャプテンの待つノーザンに集合したのは
I割、M井、K川、総勢4名で0900出航。
天候は予報に反して所々薄日も差すような穏やかさ。
うねりも無く機関を止めフルセイルでポートタック平均7ノットオーバーで
時には8ノットを超えコンパス角度30快調に北上します。
機走で7ノット、セイリングでも7ノットオーバー、絶好調です。
海面が穏やかなので、全くといっていいほどたたかれません。
結構な速度での上りですがスプレーを浴びることも無く、往路の9割方は
NNWの風ポートタック1本で快調なセイリングを一同満喫。
出航後1時間ほどたってから、キャプテンからI割さんにティラーが渡され、
道チャンプの帆走りを見せます。その後、1時間ずつM井、K川、キャプテン、I割の
ローテーションで、1500過ぎには雄冬岬を回り、若干岸寄りに変針しました。
だんだん増毛に近づいてるはずが、ここからが遠く、キャプテンがマリーナに
電話して現在地と到着予定時刻告げ、待ってもらいました。
さて、1800増毛港の赤帽を回り、マリーナに向かうと、管理人さんが
奥のバースでおいでおいでと手を振ってくれてます。 昨年は、バース接岸時に
エンジンのリモコンが突然トラブり驚かされましたが、今年は何事も無く
エンジンも快調そのもので、管理人のおじさんの手信号通り、大回りして
Uターンする形で接岸を試みました。 
一同の注意が一斉にバースに向いていたそのとき、ゆっくり歩くほどの速度で
転回していたノーザンの下から「ゴロゴロゴロ」というような異音がして、停止
してしまいました。 水深計を見ると1.2m、水面下に大きな石の斜路様の
構造物がはっきり間近に見えます。幸い、艇は浮いていたのでそっと回してバースに入り、
ショックもそれほどでは無かったので、ダメージもキールの底の塗装がはげる
程度かなと思いますが、管理人のおじさん曰く、「あそこは浅いんだよな」。
そういうことは先に言って欲しかったですね。フレンドリーで親切な管理人さん
だったので、残念でした。また、今日に限って水深計のアラートをセットしなかったこと、
接岸時、全員の注意がバースに向いて、誰も水深計に注意を払わなかったことの2点が
反省として残りました。
後でマリーナのHPの写真見ると、黄色いブイが整然と並んでるじゃあ有りませんか! 
何らかの原因で失われたままだったようです。
それでもテンションの上がったメンバーはめげません。さっそく1800から行われている
前夜祭イベント会場にタクシーを呼んで繰り出します。会場に向かう途中、往路バスで来た
S藤さんと合流、国稀酒造の千石蔵でノーザン得意の場所取りも無事成功し、ビールと
おかずで夕食代わりの酒盛りです。周りはほぼ100パーセント地元の方で、イベントも
職域対向握力比べなど行われ、全くのアウエー状態で、何となく好奇の視線を感じつつ
1品200円の料理は見た目に反しメンバーには高評価でした。
ただ、エビ祭り土曜の部は早い時間に終わっており、お目当ての甘エビは見当たりません。
ひとしきり飲み食いの後、朝食の買い出しに町内を散策、チューオーという地元の店に
入り、買い出しです。さすが、増毛産甘エビ刺身用が普通に他の食材と並んで売られて
たので、就寝前の宴会用に1パック購入しました。さらにセブンイレブンでも買い物して、
ダラダラとマリーナまで歩き、2130帰着です。翌朝0700起床とキャプテンの指示で、
総員寝酒もそこそこに1100よい子で就寝しました。
27日0700予定通り全員起床、各々前夜買い出しした朝食を軽くとり、0900いざ
出陣です。まだ時間が早く、設営中の店も多かったのですが、今年から浜に近い遠藤水産が
エビ祭り会場で、すでにたくさんの人が発砲スチロールの箱を下げてあるいています
甘エビどんぶりの売り場がちょうど開いたので、さっそく全員昼飯用にゲットしました。
その後、海産物売り場を偵察後、第2目標である国稀蔵祭り会場に向かいます。
前年と違い、駅前の通りを遮断して各会場があるため、メンバーが偵察した午前中は
割と買い物その他余裕があるようでした。酒蔵に到着、屋内の見学もそこそこに
試飲コーナーに向かいます。限定酒の試飲の他、四斗樽の薦被りが振る舞い酒として
用意され、杉の香りの樽酒をいくらでもお替わりしてくれます。多分キャプテンと私の
試飲は振る舞い酒と合わせ、かなりの量だったと思われます。いいだけ試飲して土産を
買わないなど、人として許されないので、キャプテン共々複数本購入しました。
そうこうしているうちに1100近くなり、蔵の横で甘エビどんぶりの昼食をとり、
後ろ髪を引かれる思いで会場を後にしました。
若干残るライス由来バイオ燃料の余韻を楽しみつつ、現実に戻り1200過ぎ、小樽に
向け出航です。 K田さんからの雄冬の魔物がいるとの戒めを心にまずは沖に出ます
機帆走で約7から8ノット。風がこちらの都合通りには吹かず、クォータリーぎりぎりの
繊細な操船を強いられますが、昨日と同じくキャプテンからI割さん、M井さん、K川と順に
ティラーを持ちます。 風に合わせ、ギリギリ210度目指して1300には機関を切り
セイリングに移りますが、この方が艇速も上がり8から9ノット、瞬間10ノットも超えます。
殆ど真ランになりそうなクオータリーで、キャプテンとI割さんの操船はさすがでローリングも
少なく、ピッタリ進路を維持して居るのは、当然ですが腕の差を感じます。
M井さんと私の時はどうしても真ランが怖くてクオータリーが維持できず、アビーム気味に
沖へ沖へと出てしまい、結果ずいぶん大回りで帰ることになりました。
前方に陸影が見えたときは積丹の突端から余市、古平方向だったようです。
1700頃からは再度機帆走で、小樽を目指しますが、日が陰ると気温もぐっと下がり、
一同口数も少なく、下北のニホンザルがうずくまるような姿勢で動きも少なくなりました。
雲が低いためお楽しみの夕焼け鑑賞もかなわず、暗くなった海面をオールハンドでワッチ
ひたすら寒さに耐えながら小樽を目指します。
陸の灯火の様子から現在地を余市沖と判断し、ホタテの養殖施設を気遣いつつ小樽と思われる
方へひたすら向かいますが、2030過ぎてもホタテも小樽らしき景色も見えません。 
そのとき何気なく4時方向を見ると、「ん?あれ?」と、私。 13秒間隔の白い光が、「ん?」
「あれ?祝津?」なんと、余市と思い込んでいた街の明かりは小樽だったのです。
それから1時間あまり、帰着はしっかりと1000を過ぎてました。
日中で陸影が見える状態での航海なので、ナビゲーションを怠ったのが反省点です。
何事も横着はいけません^^;

後始末して車に乗ると、外気温時計は7度を指しています。きっと海上は風もあるし
体感4~5度くらいだったんでしょうね。着ていたつもりでしたが冷え切ってしまいました。
天候も含め順調なセイリングでしたが、またひとつ学ばせていただきました。 車のように
無意識に操船出来るようになるのはまだまだ先のようです。

ーーーーー転載ここまでーーーーーーーー
 小樽と余市の明かりを勘違いしちゃったんですね。
やはり雄冬の魔物は存在しているかもしれませんね!
今年は私事で参加できませんでしたが、来年も楽しみです。
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