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出航の時点で風は2~3m、東の風ではっきりしないかぜでしたが、コミッティは予定どおり10時にスタートを決断しました。ノーザンチームは下有利のラインを本部船近辺にはりつきタイミングをはかります。風が左に振れたのと微風での細かいとりまわしにしくじったのか、ライバルたちはなかなかラインに届きません。いいスピードでラインを流して会心のスタートです。ほぼポートの一本コースまで風が振れていましたので、即タックです。後ろからライバルの南十艇が、上突破をしかけてきましたが上り勝負でなんとかかわしつつ上マークをめざします。しかし、上マークに到達する頃にはいつの間にやら屈辱の順位。のぼり殺したはずの南十艇に続いてマーク回航です。幸い下りのレグでは、南十艇より北極光の方が少しスピードがあります。しかし、相手はノーザンよりも大型艇です。上からかぶせて追い越しても次はブランケに入れられる番です。あせらず次のマーク回航で内側をとる作戦をとりました。思惑通り、オーバーラップをとりジャイブの水ももらって下マーク回航。続く南十艇もすばらしい回航をしましたが、真後ろではいい風をつかめません。タックして左へとかわしていきました。
あとは、上マークまで一本コース、そしてコース短縮でこのレースは暫定4位で終わりました。
続く第5戦、風は4~5m北西の風です。ほぼイーブンのラインをまたしても会心のスタート。今日のノーザンは何かが乗移っているかのようです。(あくまでもスタートに関してですが‥‥)
安定したシーブリーズの中を1上を目指します。朝は微風であったこともあって今日のソーセージコースは1レグ約1.2マイルとかなり短い設定です。バイオエタノールで盛り上がる間も無く1上に到達です。しかし残念なことにライバル達は早いです。スピンで追撃するべくスピンホイスト!ホイスト!
あらら‥‥、途中でスピンが孕んじゃいました。ウインチでカリカリ上げて下マークを目指します。下回航前にジャイブを入れて二度目ののぼりのレグです。風は安定した北西、前を走る艇を追いかけますがなぜか皆さん速いです。ショートコースで風が安定していればどんでん返しのチャンスもなく2度目の下りのレグです。今度はスピンもさっさと上がり、目指すはフィニッシュライン。ジャイブはせずにそのまま運営艇側を狙い、暫定4位で終了しました。
次回シリーズ戦は、運営当番が当たっています。その次のシリーズ戦は今シーズンの最終戦です。シリーズ戦で上位を狙うなら、最終戦を1位か2位で決めたいところですがノーザンに神風はふくでしょうか?
ノーザンにしては早めにレース海面に着きましたが、風は南はたまた南西とふらふら安定しません。風速も2~3mくらいとしょぼ~い感じでれースコミッティーは一度マークを設定するも結局回答旗が揚がり、少々風待ちとなりました。
十数分待ったところで南からの吹きだしでスタートとなりましたが、スタート直前に風が落ちて各艇必死のスタートとなりました。我がノーザンライツはラインの中央の手堅い位置からのスタートをきり、皆で下ヒールをつくりながらじりじり進みます。集団の中で走りますが、徐々に東にふれる風が少しだけ入ってきます。微風でもやはり水線長の長い大型艇がじわじわ前に出ます。1上の回航はトップもびりもさほど時間差はなく混戦状態のだんごです。風はあきらかに上マーク付近がラルになってきていち早く沖のいい風をつかんだ先行艇がぐんぐん差を広げます。雰囲気的には次の下マークでフィニッシュかなと思いましたが、鬼のコミッティーはレース続行の判断をしました。ノーザンチームは懸命に先行艇についていきますが、2上付近ではさっそくトップ集団がラルと潮につかまっています。しめしめ!これはチャンスか?
帆走指示書にあるフルレグはもうすでに無理な時間になっています。なんにしても次の下マークでフィニッシュでしょう。ひたひたと2上へアプローチしてマーク回航、回航、回航ってやはりラルと潮につかまってしまいました。タイムリミットまであと15分ほど‥‥
ブローひと吹きでフィニッシュできるかもしれない!
最後まで希望を捨てませんでしたが、悲しいDNFとなりました。
気をとりなおしてスタート地点へ戻ると、風は完全に南東あるいは東に変わりおよそ7~8mの絶好のコンディション。スタート前にワンポンを入れイザ!すたーと。
少しだけ下有利のラインを慎重に流します。上にも下にも邪魔者はいません。時計を読んでいましたが最後の数秒はリコールもありえない位置にいたこともあって、「行け行け」の雄たけびとなってしまいました。
会心のスタートの後、そのまま左へ延ばし周りの船の様子を伺います。右も左もほぼイーブンでしょうか。
いい風がふくとさすが皆さん速いです。しかしショートコースではあまり大きく離れません。トップ集団が回航する様子がはっきりわかります。ブローチングする船や、強風で下に落とせないのかのぼりぎみで延ばす船。
われらがノーザンチームは手堅く堅実にスピンも上げず、このレースをBクラス修正3位でまとめました。
レースが終わり、セールを降ろしてマリーナへ買える途中いるかの群れが元気に泳いでいるのが見えました。
長く小樽に住んでいますが、小樽の海でいるかを見たのは初めてです。「トド」かな?とも思いましたが、あの背びれはいるかかサメでしょう。サメだったらちょっと怖いですね。
レース海面への到着が遅いのは、ノーザンの仕様です。9時30分スタートの手はずでしたが、9時25分になっても予告信号があがりません。回答旗が揚がる様子もなく、2~3分遅れでしたたかに揚がった予告信号に苦笑いをしながら時計をあわせました。
風は5~6メートル南よりです。本部船側有利のラインを一度流してポジションをとりに行きましたが、アプローチが少し早くて下1のスタートをオールフェアで切りました。天気予報では風が南東から南、そして南西との予想でしたので、左海面を意識しながらスタボーロングの海面を走りだしました。のぼり角度では比較的いい角度で走りましたが、いかんせん艇足の違いが乗員の燃料補給を進めます。
灯浮標まで2マイルを切ったあたりで、他艇が左海面へ伸ばしているのが気になりました。GPS による目標への角度に疑問が生じてチャートで現在地を確認すると数十度のずれがありました。危うくオーバーセールどころか迷子になるところでした。天気が晴れていれば目視で目標をもっと早く確認できたのでしょうが、機械にたよることの危うさを感じました。機械の扱いをもっと強化する必要があるかもしれません。
目標を回航してジャイブして進路を決めてからゆっくりスピンホイストしました。
今回は初心者の方も乗っていたので、レクチャーしながらのスピンランです。この頃には先行艇は遥か遠くに見えていて、着順はすでに決定事項となっていましたが、最後まであきらめないのがノーザンのデフォルトの仕様です。
幸いなことに今年からレーティングによるクラス分けで成績を決めることになったそうで、着順がびりでもぜんぜん余裕です。おかげでバイオエタノールの消費がすすみます。風が徐々に南にふれながら落ちてきましたが、スピンランでウイニングラン(多分)を決めました。
しとしと降る雨はセールの塩出しに最適だったように感じましたが、乗組員の方たちの塩分濃度はいかがですか?これに懲りずにまた参加してくださいね。
Bクラスシリーズ優勝は十分狙えますよ!
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