【ヨット】ノーザンライツ【セーリング】 レース 忍者ブログ
セーリングチーム『ノーザンライツ』の公式ブログです。ノーザン一味が小樽の海で繰り広げるヨットにまつわる出来事をお届けします。 ※水路業務法第24条による表記:下記画像は海上保安庁情報部製作W28の一部を使用しています。
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 皆さんご無沙汰しております。覆面セーラー1号です。
先日9日に小樽沖にて祝津カップが行われました。生憎私は小樽を留守にしていて参加できなかったのですが、ky川さんからレースリポートが寄せられましたので、転載します。
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 こんばんは、9日の祝津カップリポートです。 
前夜からの予報では、南西の風が強まり15メーターに達するとのことで、 
スリリングな展開を予感しつつ、キャプテン、Gさん、M井さんと小生4人で、 
さてさて役割は、スピンの艤装取り回しは、パッキングは等々、頭に描きつつ 
眠りにつきました。翌朝8時、ノーザンに到着すると、すでにスピンシートなどの 
艤装は終わっておりましたが、艇長会議から戻ったキャプテンの開口一番、 
「今日は3名です」とのことで、一応準備はしたものの、マンパワー不足は 
致し方なく、風によってはスピンラン無しも、の思いでスタート海面に向かいました。 
出艇は、Aクラス5艇、Bクラス10艇の総勢15艇で、スタート海面付近はなかなかの 
賑わいです。Bクラスにはマリーナ職員チームも参加しており、なんと、I藤さんの 
A栗鼠が同じBクラスでエントリーしてます。(エエーッ) 
スタートはAが10時、Bが5分遅れの10時5分でコースは2.5マイルの120度、Aが2往復、 
Bが1.5往復でフイニッシュです。Aのスタートを見ながら、タイムカウント 
しますが、なんと、1分近く読み違い出遅れてしまいました。どうもAのスタートと同時の 
Bの5分前を確認し損じたのではないかと、、、、とにかく、スタートラインを切ると 
すぐにタックして、先行艇を追いますが、このとき、この1分あまりが終盤のドラマチックな 
展開に繋がることを、キャプテン以下一同知るよしもなく、淡々とレースは進みました。 
風は予想に反して5メーター前後の振れる感じで、海面も波高50センチ以下の平滑な感じで、 
J24がガンガンいきます。上マークを無事回航して、いつもならばスピンですが、 
今日は如何せん3名ですから、キャプテンは安全策をとります。 
ただ、この下マークへのランニングは、非常に中身の濃い行程でした。 
後方よりスピンでヒタヒタと追いすがる南十字星艇とY23艇を、ある時は観音開きで、 
両舷に人間ウイスカーポールを配し、何とか振れ回る風をつかみながら、 
一時は引き離しさえするほどで、キャプテンの老獪で巧みなコース取りもあって、 
1時33分下マーク回航し、結局フイニッシュラインまで抜かれることはありませんでした。 
リミットの2時30分まで1時間あれば、残り2.5マイルを 
4ノット平均でちょうど間に合うなどと皮算用をしましたが、3分遅れです。 
この間、Aクラスのみコース短縮があり、フイニッシュはAB同じになりました。 
しかし、ここからがドラマの始まりです。 
フイニッシュまでのレグでは相変わらず風は振れるものの、皮算用通り 
後続艇を寄せ付けず4ノット程度でスムースに帆走れます。 
「おっリミット間に合うかも」 
「フイニッシュライン確認」 
「このまままっすぐ入れるね」 
「15分前、いけるいける」 
「10分前、大丈夫」 
「5分前、届くかなあ」 
「3分前、スタートで本部艇の時計違ったから、まだ1分以上余計にあるはず」 
「1分前、大丈夫大丈夫」 
「リミットタイム到達、時計違った分まだ助かってる、間に合うかも」 
そのとき ぷぉ~~~ 
「1分10秒経過、DNF残念!!」 
以上です。 
ちなみに、下マーク回航時キャプテンが明かしたところによると、乗船3名が確定したので、 
出艇届けの際、考慮の末スピンを断念し、レーティング+0.2を選択したそうです。 
順位がついておれば0.2が効いておもしろい展開だったかもでしたが、スタートの1分が 
返す返すも惜しかった?第39回祝津カップレースでした。 
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 ky川さん、長文のレポートをありがとうございました。
レースに参加された皆さんお疲れ様でした。来期も楽しくやりましょう!
 
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   先日の日曜日は小樽沖でオータムカップが行われました。
お知らせしてあったとおり、私は欠席させていただいたのですが、ノーザンはめでたくBクラス優勝を勝ち取りました。
今年は浜益レース以来、いい感じで戦えています。次回のレースは延期になった祝津カップでしょうか。すでに秋の気配の漂う季節になってきましたが、ノーザンはまだまだやります!

今回はレースリポートを割愛させて戴きますが、次回にご期待下さい。
 今度の日曜日に予定されていた祝津カップは台風12号の影響で来月に延期になった旨、キャプテンより連絡がありました。明日も明後日も天気は期待できない状況です。
来週は晴れますように!
 先週の日曜日、8月21日は小樽沖にて小樽市長杯が行われました。
もちろん前日の潮騒パーティーから参加する予定でしたが、拠所無い事情で私は欠席させていただきました。ノーザンのメンバーにレースリポートをお願いしたところ、ky川さんからリポートが寄せられましたので、転載します。

 スタートは絶妙に決めて、最初の上りのレグも1上回航もいい調子でスピンランでは対水で10ノットを越えるなど絶好なレース展開でした。二回目の上りも手堅く走り2上の回航はマーク50cmで決め、乗組員一同クラス優勝を予感していました。
 スピンもするする揚がりさあいくぞ!というその刹那、な、なんとヒラヒラとスピンが落ちてきてしまいました。
何が起こったかわからぬまま、「回収しろ!」「前へいけ!」怒号が飛び無事スピン回収をしましたが、マストトップを見上げたg藤さんから「シャックルが開いてる」と一言。
 そこからはスピンなしのランニングになり、後続艇に追いつかれ惜しくも入賞圏外に後退してしまいました。
レースを終えてマリーナに戻り、体重の軽いg藤さんがマストに登る予定でしたが土壇場でマクガイバーtk松さんが冒険家の血が騒いだのか「俺が行く!」と言い出したもののビーサンのままマストに取り付き、足をプルプルさせたまま吊り上げられなんとかハリヤード回収を終えました。
 レースの結果はクラス4位で大変惜しい結果となりました。


※tk松さん、マストに登る時は靴を履くか裸足のほうが登りやすいですよ!そしてウインチで巻き上げられるより自分で登ってたるんだハリヤードを引いてもらったほうがお互いに楽ですよ。ともあれ、皆さんお疲れ様でした。内容の濃いレース展開だったようで、参加できなくて残念です。次回のレースに期待します!
先日お伝えしたとおり、青函カップのムービーをupします。




今日の小樽は天気のいい日曜日ですが諸般の事情によりノーザンはお休みです。
しかしせっかくの夏満開な天気なので、銭函の海岸へ遊びに行ってみようと思います。
皆さん、良い休日を!
青森の朝  先週末から遠征へ行って参りました、青函カップから帰還しましたので、レースリポートをお届けします。
レース前日の15日は、大潮にもかかわらず非常に穏やかな津軽海峡を今回お世話になった『ペガサス』のオーナーK野さんご夫妻と『ペガサス』のメンバーI伏さん、『ドルチェ』のオーナーW松さん、一緒に小樽から参加したK股さん、そして私の6名で青森へ船を回航しました。
 青森では、石巻チームのK地さんとK股さんがすでに陸路で港についていて遅い昼食の後、選手会に参加して盛り上がりましたが、早朝に函館を出港した為に皆さん寝不足気味のようで、
早々に就寝となりました。
 翌朝、早めに目覚めた私は岸壁前の公園で顔を洗い西よりのそよ風を感じながら少しの散歩をして皆さんが起きてくるのを待ちました。
七時過ぎに皆で近くの朝市で朝食をとり、さっそく出港準備にとりかかり、九時前にスタート海面へと向いました。
風は少し北に振れて風速3mほどのそよ風です。重量のあるグランドソレイユには苦手な風ですが、走れない風ではありません。
1000に定刻どおりスタートしましたが、リコールの合図をゼネリコの合図と勘違いして3分ほどロスしてしまいました。一同非常にガッカリした気分になりましたが、十数時間続くであろうレースで数分のロスは充分挽回可能ですし、船の性格もトップ集団を走るスピードボートではありませんので気をとりなおして陸奥湾の中でのビーティングレグを走ります。
天気予報では、梅雨前線が秋田・青森近辺にあり北上が予想されていました。前線に置いて行かれると風は期待できない状況です。なんとか前線の前に出て北よりの風を掴みたいところでしたが、午後からは風速も風向も安定しなくなりまさに風に置いて行かれた状態になってしまいました。
 ナビゲーター役のI伏さんはチャートテーブルのパソコンを睨み続けて逐一自艇の状況と先頭集団のなかのAIS情報をデッキへ伝えてくれますが、いかんせん風が弱すぎです。振れ回るそよ風と格闘していましたが、夕方になって東よりの風が入ってきてジェネカーを上げます。しかし大きく距離を稼げるほど長くは続かず、仏ケ浦が視界からあまり動きません。津軽半島側を見ると、まだまだ竜飛岬は遠い感じです。大きく悪い潮にあたって居る訳ではないのですが、他艇はほとんど視界から消えてしまっていて神経戦が続きます。
SANY0007.jpg   週末の25日夜から26日にかけてJSAF外洋北海道札幌フリートのシリーズ戦がおこなわれました。訳があって昨年度からJSAFへの艇登録を休止しているノーザンですが、今回のレースにはオープンで参加させて頂きました。
 25日の2110スタートで片道約30マイル往復60マイルを夜通し走るレースです。日中から風は弱く方向も安定しないコンディションで、天気図を見ても25・26両日ともいい風は期待できない雰囲気でしたが、キャプテン以下ノーザンの精鋭たちは夕方以降三々五々集まりだして予定どおり2030にスタート海面へ向いました。
 スタートラインはコミッティーボートのフラッグと小樽港の白燈台との見通しと決められていましたが、夜の海ではコミッティーボートのフラッグも燈台の形もよく見えません。参加艇が5艇とこじんまりしたレースでしたが、見通しのきかないスタートラインはそれなりの緊張感が漂っています。風は軽風、ラインを流しアプローチしますがフリーのスタートのラインで、間合いが計れずラインから出てしまいました。I旗の30秒前にどうにか戻り、2番手のいい位置からスタートできました。今回のナビゲーター、ハンディGPSは、オーナーのG藤さんと紙のチャートプロット係AM野先生ともに(当然ですが)目標の折り返し地点までコンパス方位35度と出ています。緩い上りで35度を走りますが風はいつしか微風以下、しかも風の方向も安定しません。振れ回る風に合わせてブームを出したり入れたり真面目なトリムを心がけました。GPSによる折り返し地点到達時間は25時間後。艇速を見る迄もなくスピードがありません。こんな状態ではいつレースを諦めるか考えることになりそうです。
 しかし、きっかけは数時間後の南からのそよ風でした。他艇よりもいち早く南風を察知できたノーザーンはランニングで前を走る艇との距離をつめてひたひた走り、ハッキリと吹き出した風はさらに東へ振れて7〜8mまで吹き上がりました。各艇アビームで走り出すとさすがに皆さん速いです。参加艇の中で一番小さくて一番古いノーザンはいつしか一番最後になってしまいました。それでもほとんどの艇の航海灯が目視できる位置をキープできていて、陸側沖側に別れた艇団の真ん中を35度を目指して走ります。風はさらにいい感じになって、メーターで8〜9ノット素晴らしいスピードです!潮に乗っていたようでGPSでは10ノット超えも記録しました。
 先日の高速曳航を思い出しましたが、やはりセーリングで豪快なスピードは痺れます。
  昨日は小樽沖でJSAF外洋北海道札幌フリートのシリーズ戦が行われました。 先週お伝えしたとおり、ノーザンライツはエンジン修理中につき参加しませんでしたが私はコミッティーボートに乗りこみ現場の映像を録画することに成功いたしました。 録画したムービーは全部で1時間弱ありましたが、ここでは速報ダイジェストをお届けします。 コンディションは朝から東の微風で2戦3戦ともスタート後に北よりの風に変わる展開でした。レースの展開の状況は詳しく書きませんが(成績・結果はJSAF北海道のWEBサイトでご確認下さい)映像をおたのしみください。

 昨日は、JSAF最終戦でしたが強風のためノーレースとなりました。
これで小樽でのレースは全部終了です。ノーザンはシリーズ戦にはエントリーしていなかったので表彰式は欠席です。
マリーナへ帰着後は、51fのモーターボートへおじゃまして暖かい芋煮をご馳走になり夕方解散となりました。
今シーズンも終わりが近づいてきましたが、あと何回乗れるでしょうか?

SH390016.jpg 昨日は小樽沖でオータムカップが行われました。今回参加したのはキャプテンK柳以下、K田・AM野・TK松・KY川・S兄の6名で人手があっても無くても平均年齢が高めなのはノーザンの仕様ですが、ヨット業界も高齢化社会のおり致し方ありません。
 9時前にさっさと出港しましたが、「今日は2ポンの風が吹くよ」との情報が入ってきていても海面へ行くまではわかりません。
機走で海面へ向うのですが、どうもスピードが出ません。いくらか波があって叩かれているにしてもフルスロットルで5ノットも出ないのはおかしいです。
今更潜って船底の掃除をするわけにもいかず、諦めてセールを上げてラインを流します。風は東寄り、風速5〜6mラインはほぼイーブン。本部船側を狙ってラインに近づきます。定刻通り10時にスタートのホーンがなりましたが、風上から割り込んできた一艇がすぐ後方にいます。相手に艇速があればまんまとブランケに入れられるとっころでしたが、幸い上突破をあきらめてタックを返してくれました。スタボで延ばしますがやはりどうも艇速が乗りません。ポートに返してみても今度は波が悪くてやはりスピードが乗りません。
スタート前に強めに入れていたアウトホールやカニンガムを緩めにしてみますが、効果薄でした。
マークを肉眼で目視して上りの半分ほど来たあたりで、今回の落とし穴のカームがやってきました。ほぼ無風で方向も安定しません。バウをマークに向けてひたすらセールを合わせる作業が始まりました。トップ艇はなんなく上マークを回航してスピンを上げています。すぐそこにブローがあるような景色なのですが、どんどん引いていくブローラインに届きません。そのうち風は弱い後ろからの風になり、そばに居た南十字艇は果敢にスピンホイストです。こちらはゼノアを観音開きで応戦です。
数分間のスピン対観音開きの対決はまたまた弱い前からの風で終了しました。全く安定しない風でようやく上マークを回航しましたが、風向きは全く風上マークではありませんでした。上りのコースとなった次のレグではスタボロングでしたたからセオリーどおりスタボで走りましたが上マークですぐ前を走っていた艇は岸よりへ延ばしています。
緩い風で気の抜けた走りをしていると、岸よりにブローが入っています。先週に続きまたもや岸よりにやられてしまいました。なかなかこちらにブローが届かない展開まで先週と一緒です。
やっと、ノーザンにブローが届いた頃には他艇のレース展開が把握できないくらい差がついていました。おそらく次のマークでコース短縮だと思われましたが、念のため次のレグに備えてスピンの用意をしましたが、ソーセージコース一周でレース終了となりました。

SH390017.jpg マリーナへ戻り、後片付けをすませて閉会式の陣地確保は上々です。成績はさんざんな走りだったのに、最下位とブービーは免れました。しかも美味しそうなベーコンを賞品として頂いて、早速皆で山分けです。先に帰ってしまったS兄さんごめんなさい、その場にいた5人で分けてしまいました。
表彰式が終わってもヨット談義に花が咲き、気がついたらノーザンチームとインストラクター仲間のM木さんとS藤さんが残っていて、更に話が盛り上がります。セールトリムの話になって、ラジコンヨットも持ち出して、さながらヨットスクールです。
盛り上がったお話は、オーナズルームが閉まる時間まで続いてマリーナのK君に「そろそろ…」と促されて終了となりました。
今回参加された皆さんお疲れさまでした。少々消化不良気味なレースでしたが次回も頑張りましょう!


動画をupしたら別途お知らせします。
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