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先日9日に小樽沖にて祝津カップが行われました。生憎私は小樽を留守にしていて参加できなかったのですが、ky川さんからレースリポートが寄せられましたので、転載します。
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前夜からの予報では、南西の風が強まり15メーターに達するとのことで、
スリリングな展開を予感しつつ、キャプテン、Gさん、M井さんと小生4人で、
さてさて役割は、スピンの艤装取り回しは、パッキングは等々、頭に描きつつ
眠りにつきました。翌朝8時、ノーザンに到着すると、すでにスピンシートなどの
艤装は終わっておりましたが、艇長会議から戻ったキャプテンの開口一番、
「今日は3名です」とのことで、一応準備はしたものの、マンパワー不足は
致し方なく、風によってはスピンラン無しも、の思いでスタート海面に向かいました。
出艇は、Aクラス5艇、Bクラス10艇の総勢15艇で、スタート海面付近はなかなかの
賑わいです。Bクラスにはマリーナ職員チームも参加しており、なんと、I藤さんの
A栗鼠が同じBクラスでエントリーしてます。(エエーッ)
スタートはAが10時、Bが5分遅れの10時5分でコースは2.5マイルの120度、Aが2往復、
Bが1.5往復でフイニッシュです。Aのスタートを見ながら、タイムカウント
しますが、なんと、1分近く読み違い出遅れてしまいました。どうもAのスタートと同時の
Bの5分前を確認し損じたのではないかと、、、、とにかく、スタートラインを切ると
すぐにタックして、先行艇を追いますが、このとき、この1分あまりが終盤のドラマチックな
展開に繋がることを、キャプテン以下一同知るよしもなく、淡々とレースは進みました。
風は予想に反して5メーター前後の振れる感じで、海面も波高50センチ以下の平滑な感じで、
J24がガンガンいきます。上マークを無事回航して、いつもならばスピンですが、
今日は如何せん3名ですから、キャプテンは安全策をとります。
ただ、この下マークへのランニングは、非常に中身の濃い行程でした。
後方よりスピンでヒタヒタと追いすがる南十字星艇とY23艇を、ある時は観音開きで、
両舷に人間ウイスカーポールを配し、何とか振れ回る風をつかみながら、
一時は引き離しさえするほどで、キャプテンの老獪で巧みなコース取りもあって、
1時33分下マーク回航し、結局フイニッシュラインまで抜かれることはありませんでした。
リミットの2時30分まで1時間あれば、残り2.5マイルを
4ノット平均でちょうど間に合うなどと皮算用をしましたが、3分遅れです。
この間、Aクラスのみコース短縮があり、フイニッシュはAB同じになりました。
しかし、ここからがドラマの始まりです。
フイニッシュまでのレグでは相変わらず風は振れるものの、皮算用通り
後続艇を寄せ付けず4ノット程度でスムースに帆走れます。
「おっリミット間に合うかも」
「フイニッシュライン確認」
「このまままっすぐ入れるね」
「15分前、いけるいける」
「10分前、大丈夫」
「5分前、届くかなあ」
「3分前、スタートで本部艇の時計違ったから、まだ1分以上余計にあるはず」
「1分前、大丈夫大丈夫」
「リミットタイム到達、時計違った分まだ助かってる、間に合うかも」
そのとき ぷぉ~~~
「1分10秒経過、DNF残念!!」
以上です。
ちなみに、下マーク回航時キャプテンが明かしたところによると、乗船3名が確定したので、
出艇届けの際、考慮の末スピンを断念し、レーティング+0.2を選択したそうです。
順位がついておれば0.2が効いておもしろい展開だったかもでしたが、スタートの1分が
返す返すも惜しかった?第39回祝津カップレースでした。
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ky川さん、長文のレポートをありがとうございました。
レースに参加された皆さんお疲れ様でした。来期も楽しくやりましょう!
来週は晴れますように!
もちろん前日の潮騒パーティーから参加する予定でしたが、拠所無い事情で私は欠席させていただきました。ノーザンのメンバーにレースリポートをお願いしたところ、ky川さんからリポートが寄せられましたので、転載します。
スタートは絶妙に決めて、最初の上りのレグも1上回航もいい調子でスピンランでは対水で10ノットを越えるなど絶好なレース展開でした。二回目の上りも手堅く走り2上の回航はマーク50cmで決め、乗組員一同クラス優勝を予感していました。
スピンもするする揚がりさあいくぞ!というその刹那、な、なんとヒラヒラとスピンが落ちてきてしまいました。
何が起こったかわからぬまま、「回収しろ!」「前へいけ!」怒号が飛び無事スピン回収をしましたが、マストトップを見上げたg藤さんから「シャックルが開いてる」と一言。
そこからはスピンなしのランニングになり、後続艇に追いつかれ惜しくも入賞圏外に後退してしまいました。
レースを終えてマリーナに戻り、体重の軽いg藤さんがマストに登る予定でしたが土壇場でマクガイバーtk松さんが冒険家の血が騒いだのか「俺が行く!」と言い出したもののビーサンのままマストに取り付き、足をプルプルさせたまま吊り上げられなんとかハリヤード回収を終えました。
レースの結果はクラス4位で大変惜しい結果となりました。
※tk松さん、マストに登る時は靴を履くか裸足のほうが登りやすいですよ!そしてウインチで巻き上げられるより自分で登ってたるんだハリヤードを引いてもらったほうがお互いに楽ですよ。ともあれ、皆さんお疲れ様でした。内容の濃いレース展開だったようで、参加できなくて残念です。次回のレースに期待します!
今日の小樽は天気のいい日曜日ですが諸般の事情によりノーザンはお休みです。
しかしせっかくの夏満開な天気なので、銭函の海岸へ遊びに行ってみようと思います。
皆さん、良い休日を!
これで小樽でのレースは全部終了です。ノーザンはシリーズ戦にはエントリーしていなかったので表彰式は欠席です。
マリーナへ帰着後は、51fのモーターボートへおじゃまして暖かい芋煮をご馳走になり夕方解散となりました。
今シーズンも終わりが近づいてきましたが、あと何回乗れるでしょうか?
9時前にさっさと出港しましたが、「今日は2ポンの風が吹くよ」との情報が入ってきていても海面へ行くまではわかりません。
機走で海面へ向うのですが、どうもスピードが出ません。いくらか波があって叩かれているにしてもフルスロットルで5ノットも出ないのはおかしいです。
今更潜って船底の掃除をするわけにもいかず、諦めてセールを上げてラインを流します。風は東寄り、風速5〜6mラインはほぼイーブン。本部船側を狙ってラインに近づきます。定刻通り10時にスタートのホーンがなりましたが、風上から割り込んできた一艇がすぐ後方にいます。相手に艇速があればまんまとブランケに入れられるとっころでしたが、幸い上突破をあきらめてタックを返してくれました。スタボで延ばしますがやはりどうも艇速が乗りません。ポートに返してみても今度は波が悪くてやはりスピードが乗りません。
スタート前に強めに入れていたアウトホールやカニンガムを緩めにしてみますが、効果薄でした。
マークを肉眼で目視して上りの半分ほど来たあたりで、今回の落とし穴のカームがやってきました。ほぼ無風で方向も安定しません。バウをマークに向けてひたすらセールを合わせる作業が始まりました。トップ艇はなんなく上マークを回航してスピンを上げています。すぐそこにブローがあるような景色なのですが、どんどん引いていくブローラインに届きません。そのうち風は弱い後ろからの風になり、そばに居た南十字艇は果敢にスピンホイストです。こちらはゼノアを観音開きで応戦です。
数分間のスピン対観音開きの対決はまたまた弱い前からの風で終了しました。全く安定しない風でようやく上マークを回航しましたが、風向きは全く風上マークではありませんでした。上りのコースとなった次のレグではスタボロングでしたたからセオリーどおりスタボで走りましたが上マークですぐ前を走っていた艇は岸よりへ延ばしています。
緩い風で気の抜けた走りをしていると、岸よりにブローが入っています。先週に続きまたもや岸よりにやられてしまいました。なかなかこちらにブローが届かない展開まで先週と一緒です。
やっと、ノーザンにブローが届いた頃には他艇のレース展開が把握できないくらい差がついていました。おそらく次のマークでコース短縮だと思われましたが、念のため次のレグに備えてスピンの用意をしましたが、ソーセージコース一周でレース終了となりました。
マリーナへ戻り、後片付けをすませて閉会式の陣地確保は上々です。成績はさんざんな走りだったのに、最下位とブービーは免れました。しかも美味しそうなベーコンを賞品として頂いて、早速皆で山分けです。先に帰ってしまったS兄さんごめんなさい、その場にいた5人で分けてしまいました。
表彰式が終わってもヨット談義に花が咲き、気がついたらノーザンチームとインストラクター仲間のM木さんとS藤さんが残っていて、更に話が盛り上がります。セールトリムの話になって、ラジコンヨットも持ち出して、さながらヨットスクールです。
盛り上がったお話は、オーナズルームが閉まる時間まで続いてマリーナのK君に「そろそろ…」と促されて終了となりました。
今回参加された皆さんお疲れさまでした。少々消化不良気味なレースでしたが次回も頑張りましょう!
動画をupしたら別途お知らせします。
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